大型機器設置と、頼れない上司の間で
今日は朝から、現場での大型機器の設置作業がありました。普段から重い物を扱うことには慣れているつもりですが、やはり「大型機器」となると話は別。搬入の段階から神経を使い、周囲への安全配慮や設置スペースの確保、機器の傾きひとつにまで目を光らせなければいけません。
しかも今回は、設置後すぐに配管の工事も並行して進めなければならず、かなりハードなスケジュールでした。連携の取り方を少し間違えただけで、全体の進行に大きな遅れが出てしまう可能性もあります。
さらに、今日はメーカーの担当者もお客様先へ直接訪問されていて、現場にピリッとした緊張感が漂っていました。メーカー機器の水漏れトラブルが発生し、その対応も急務。自分がメーカーの方と連携しながら、水漏れ箇所を一緒に確認し、応急処置と後日の対応スケジュールの調整まで行うことに。こういうトラブル対応の場面では、ただ現場を見ているだけではダメで、原因をどう説明し、どう納得してもらうかの「話し方」も問われます。
正直、体力的にも精神的にもキツかったです。
昼過ぎには新しい大型機器の設置が完了し、試運転へ。動作確認、異音の有無、各種設定の初期化など、細かな点を一つずつチェックしていきます。この段階で何か問題があれば、スケジュール全体が後ろにズレる可能性もあるため、集中力はMAX。無事に動作確認が完了したときは、現場全体に安堵の空気が流れました。
でも正直、こういう現場の後、ふと一人になると、色々な気持ちが湧いてきます。
実は以前、別の現場で自分が未熟だった頃、大きなミスをしてしまったことがありました。配管の確認を怠ってしまい、水漏れ事故を起こしてしまったんです。その時のことは今でも夢に見るほどトラウマになっています。お客様からの厳しい叱責、上司からの冷たい視線。何より、自分自身の不甲斐なさに落ち込んで、何日も食欲がなくなったのを覚えています。
そんな経験があってからは、「二度と同じミスはしない」と決意して、現場のチェックも倍の時間をかけて行うようになりました。でも、その分、精神的なプレッシャーも増しました。
今の上司には、実はあまり頼れません。というのも、過去にパワハラと取られてもおかしくないような言動があったからです。あれ以来、少し距離を置くようになってしまいました。たとえば「こうした方が良いんじゃないか」と相談しても、「お前がやるべきことだろ」と突き放されたり、周囲の前でキツい口調で指摘されたり。信頼関係が築けていない状態で仕事を進めるのは、本当に神経を使います。
昔は、現場が終わったあと、飲みに誘ってちょっとした反省会や雑談をするのが楽しみだったんですが、今はそういう雰囲気もありません。飲みに行きたいという気持ちも正直薄れてきてしまいました。仕事のことを相談する相手がいなくなった感じで、少し寂しさすら感じます。
でも、こんな日々の中でも、現場がうまく進んで、お客様から「助かりました」と言ってもらえたときだけは、やっぱりこの仕事をしていてよかったなと思える瞬間です。
今はただ、今日のようなトラブルがあっても、冷静に対応できる自分でいられるように、毎日少しずつでもスキルを積み上げていくしかないですね。
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